人がモノを作り出すパワーは、とても純粋な欲望から生まれます。「いいモノを作りたい」この気持ちが、それを完成させるエネルギーになっているのです。

しかし、気をぬいた時に作ったモノ には何かが欠けているものです。それはきっと作る人の「想い」が入っていないのです。作業の上では完了していても、何かがたりません。生産、消費のサイクルが早い今日では、そういっ た形だけのモノがあふれています。時間に追われる中で集中力を持続させるのは難しいかもしれません。

でも、心の中のどこかに「いいモノを作ろう」という気持ちがあれば、出来あがった モノにはその人の「想い」が生き続けるのです。